「今晩のおかずはなーに?」
「お通夜」
さらっと言われると、そうかお通夜なのか…と納得しそうになってしまう。それほどに僕は死に慣れてしまったのかもしれない。
自称オカルトマニアの友人が言っていた言葉を思い出した。その友人曰く「自然死サイコー!」だそうだ。
要約しないとこうなる。
毎日毎日を通して積み上げていた人生を一瞬で奪いさる偶然、事故死などの突然死は死を受け入れるための心構えが出来ていないらしく、死んだことに気付かないで辺りを彷徨い、友人知人恋人家族に会いに来るらしい。そしてその人も死に死に死に死に死に死に死に死に死に死に…
友人の話も時間を経た今、納得できる気がするわけだ。
愛していた妻の死、愛人との別れ、父の死、義母の出家。
そりゃあよよよと言いもしますってもんだ。
立ち直れるのか…?
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